わ碁ころメソッド
わ碁ころメソッドは、子どもの答えや結果だけでなく、考えている途中の姿と心の動きを大切にする、幼児教育の考え方と大人の関わり方です。
四つの基本
1. 自分で見る・考える
大人が先回りして正解を渡す前に、子どもが状況を見て考える時間を守ります。
2. 自分で選ぶ
小さな選択を子ども自身に委ね、選んだ理由や気持ちに耳をすまします。
3. 結果を経験する
成功だけでなく、思い通りにならない結果、悔しさ、迷いも経験の一部として受けとめます。
4. もう一度試せるようにする
失敗を評価や終点にせず、戻る、休む、やり直す、別の一手を試す余地をつくります。
大人の関わり
- 危険や他者への加害は、まず止めて安全を守る。
- 行動だけで子どもを決めつけず、「何があったのか」を見る。
- すぐに説明・修正・評価をせず、必要な時間を待つ。
- 待つことを放置や無関心にしない。
- 子ども同士を比較せず、その子自身の変化を見る。
- 保護者を責めず、大人にも余裕がない日ややり直しがあることを前提にする。
わ碁ころメソッドが意味しないこと
誤って伝わりやすいところなので、意味しないことをはっきり書いておきます。
- 「怒らない」「叱らない」を唯一の正解とする方法ではありません。
- 子どもを放任する方法ではありません。
- 子育ての正解や、子どもを変える手順ではありません。
- 医療、心理、発達、福祉、保育の専門判断を代替しません。
- 特定の能力や教育効果を保証しません。
- 囲碁を必須にしたり、囲碁の上達だけを目的にしたりしません。
わ碁ころ幼稚園では「経験をつくる」「きっかけになる」「大切にする」と表現し、 「必ず育つ」「必ず伸びる」とは書きません。
囲碁との関係
囲碁はメソッドそのものではなく、メソッドを体験するための手段の一つです。一手を選ぶ、相手の番を待つ、相手の動きを見る、石を取られる、考え直す、もう一度試す、といった囲碁の経験を幼児に届く形へ翻訳します。
ぺたぴょん囲碁は、この考え方を遊びとして体験できるようにした中核教材です。

