作品
ここ、あいてるよ
── クレヨンの碁盤と、千年の一手
「ちょっと待ってね」と言われるたびに、「いいよ」と答えてきた女の子。赤ちゃんをおぶったまま、野菜を切り、洗濯物を取りこむお母さん。そして、千年ぶりに人の家におとまりした亀。女の子のポケットには、とちゅうで止まったままの一局を描いた、クレヨンの碁盤が入っていました。まんまるに見える月の夜に、縁側で、その続きを打つお話です。
この作品について
その夜、わ碁ころ幼稚園の窓ぎわで、一匹の亀が、考えごとをしていた。
千年ほど、ひとつの問いを考えつづけている亀である。
もっとも、そのことを知っている者は、となりのうさぎのほかには、まだ一人もいない。
亀のゴッティ、うさぎのゴッピ、ののかちゃん、そうたくん、まきさん、まゆ先生など、『なくさないように――片方の靴下と、千年の亀』と『みえないけど、あるもん――びんの中の月と、千年のうさぎ』の登場人物も出てきます。
章構成
- 序
- 第一章 二番目のおとまり
- 第二章 ちょっと、まってね
- 第三章 クレヨンの碁盤
- 第四章 夜の衣
- 第五章 十四日の月
- 第六章 ゴッティの声
- 終章 三番目の欄
本文の掲載について
本文は、note での公開を準備しています。公開されましたら、このページからご案内します。

